ため池などの築堤用人工刃金土「おろちの鋼土」

刃金土(鋼土)とは、ため池等の堤体盛土として用いる遮水を目的とした土のことです。通常、刃金土は特定の山から採取した天然の土を指しますが、当社では脱水ケーキを原料として、人工的に刃金土を製造しています。 当社の「おろちの鋼土」は天然の刃金土に比べ、遮水性・施工性に優れ、クラック(ひび割れ)の危険性も低いため、島根県・鳥取県ではすでに多くの使用実績があります。
また、近年では天然の刃金土の採取が困難になっているため、ニーズの高い商品といえます。

 

 

特徴

・脱水ケーキと真砂土を使用しています。
・遮水性・施工性に優れた製品です。
・施工期間の短縮が図れます。
・脱水ケーキ(産業廃棄物)のリサイクルを原料としているため、低コストで環境に配慮した製品です。
・均一で安定した製品を提供できます。
・島根県・鳥取県では15箇所以上の施工実績があります。
・商標登録済・特許出願中
・しまね・ハツ・建設ブランド登録。 平成29年7月 登録番号:B1701

・国土交通省のインターネットで運用されるデータベースシステム
「新技術情報提供システムNETIS」(通称:ネティス)への登録。 平成30年1月
 登録番号:CG-170011-A
・しまね・ハツ・建設ブランド特別支援モデル認定。 平成30年4月

性能

ため池堤防に必要な、5つの理想条件に適合するための配合設計を行い、築堤用土としての性能を確保しています。また、現場での施工性・性能を確保できるよう管理・製造しています。
平成30年度材料承認土質試験結果

 

試験名 結果 ため池堤防の理想条件 判定
密度試験    2.629g/㎤  ≧2.60g/㎤ OK
粒度試験  細粒分(0.075㎜以下)  20.1%  ≧15% OK
 粘土分(0.005㎜以下)  8.8%  ≧5% OK
透水試験    3.95E-06cm/s  ≦1.00E-05cm/s OK
三軸圧縮試験  粘着力  9.34kN/㎡  ≧4.0kN/㎡ OK
 内部摩擦角  38.3°  ≧35.0° OK
飽和重量    20.5kN/㎥  ≧20.0〜20.7kN/㎥ OK
締固め試験  最大乾燥密度  1.955g/㎤  -
 最適含水比  11.8%  -

 

「おろちの鋼土」についての詳しい試験結果をご覧になりたい方はPDFをご覧ください。

施工工程

特別な設備は必要なく低コストで導入可能。取り扱いがシンプルかつフレキシブルなため、作業性の向上、広範囲に使用可能です。
様々な産業の利用に期待できます。

 

 

濁水を「汚濁水処理施設」で処理し、沈殿層の底に発生する沈殿物(凝縮汚泥)を「プレス施設」で固形化し、産業廃棄物として処理される「脱水ケーキ」を生成し、原料として利用します。

 

 

花崗岩を「破砕施設」の一次、二次粉砕機で細かくし、「選別施設」で一定サイズに粒度調整した「真砂土」を生成し、原料として利用します。

 

 

「脱水ケーキ」と「真砂土」を一定の割合で配合し、ミキサーで攪拌・混合し、「おろちの鋼土」を生成します。

 

 

できた「おろちの鋼土」をストックヤードで一旦保管し、各地の施工現場に運搬し、タンピングローラー等で転圧することで完成です。

施工実績

「おろちの鋼土」は島根県・鳥取県で15箇所以上の施工実績があります。
施工実績は一部の紹介となりますが、実際の製品をご覧になりたい方は、自社にサンプル施工をご用意しておりますので、ぜひ一度、弊社までお越しください。

半田地区 ため池整備工事

湯谷地区 ため池整備工事

室谷地区 ため池整備工事

「おろちの鋼土」サンプル施工(ISKソリューション内)

室屋地区ため池整備工事 堤体施工前

室屋地区ため池整備工事 敷均し状況

室屋地区ため池整備工事 転圧状況

平成29年7月 しまねハツ建設ブランド登録

室屋地区ため池整備工事 現場密度試験

室屋地区ため池整備工事 現場透水試験

深谷地区ため池整備工事 施工

深谷地区ため池整備工事 施工

環境展2018
東京ビックサイト 平成30年5月22日~25日
切川物産ブースにて「粒度調整土工盛土材」「おろちの鋼土」紹介

おろちの鋼土 鞘土 搬入状況

おろちの鋼土 搬入状況